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重粒子線治療施設見学会
2018-06-06
6月4日(月)、神奈川県立がんセンターに重粒子線治療施設の見学に行ってきました。この施設は、がんセンター病院棟と重粒子線治療施設が一体となった世界初の施設となっていて、がんによる手術・放射線治療・科学療法などの治療を集中的に受けることができるそうです。そもそも重粒子線治療ってなに?と思われる方もいると思いますので簡単にご説明します。
皆様も耳にしたことがあると思いますが、がんの治療しては手術・放射線・抗がん剤の3大治療が認知されています。ここ数年で先進医療というワードが取り上げられていますが、そのうちの一つに重粒子線治療があります。これは3大治療とは違い、がんの病巣だけに炭素(重粒子線)を照射してがんの根治を目的としている最先端の治療方法です。体に対する負担も少なく日帰りでの治療が可能となりますが、予算が350万程かかるそうです。健康保険が対象外なので全額が自己負担となります。
また、全てのがんが対象になる訳ではなく、食道がん・子宮がん・直腸がんは治療が対象外となります。※動きが激しい臓器は照射が難しいそうです。今一度、皆様がご加入されております生命保険の内容に先進医療特約(100円~150円程度)が付帯されているかご確認ください。付帯されてないという方がいれば、わたくし柳澤までご一報くださいませ。ダッシュで駆けつけます!